いらっしゃいませ!

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たんぱく質は炭水化物、脂質と並ぶ
三大栄養素の一つで、その重要性は
一般にも周知されるようになりましたね。

当ブログでも糖質を抑えて
たんぱく質を食べることを推奨していますが
今回はこのたんぱく質に注目します。


■たんぱく質の役割

 たんぱく質は身体組織のすべての源です。

 私たちの身体は血液や筋肉、臓器など
 約60兆個の細胞が存在します。

 その原料となっているのがたんぱく質です。

 また、身体の調子を整えるホルモンの源でも
 ありますので、
 身体の調整機能といった内部にも
 関わっています。

 そのため、たんぱく質が不足すると
 筋肉や臓器機能が衰え、代謝が低下するなど
 老化の直接的な原因
になります。

 ホルモンバランスも崩れますので、
 免疫力も低下し、
 精神の不安定や生理不順といった面にも
 影響してくるのです。

 以上のようにたんぱく質は
 非常に重要な栄養素のため、
 体内でも生成されて補われますが、
 生成されず食事により補給しなければ
 ならないもの(必須アミノ酸)もあるため、
 たんぱく質の量には注意する必要があります。


■1日に必要なたんぱく質量

 1日に必要なたんぱく質量は
 完全無欠ダイエットによると
 体重1キロあたり0.72~1.65gです。

 つまり、
 成人男性標準体重を60kgとすると
 43.2~99g、
 成人女性標準体重を50kgとすると
 36~82.5g
 となります。


■食品別100gあたりのたんぱく質量

 「よし、じゃあ肉を100g食べればいいんだ!」
 というと、そうではありません。

 肉を100g食べたからといって
 たんぱく質を100gとれるわけでは
 ないからです。

 では食品にどれくらいたんぱく質が
 含まれているかとみていきましょう。

 これを食品で例えてみましょう。
 (あくまで目安です)

 牛肉:  15~20g
 豚肉:  15~20g
 鶏肉:  15~25g
 卵:    11~12g
 牛乳:   3.3g
 木綿豆腐:16.5g
 納豆:   16.5g

 結構食べないといけませんね。

 より筋肉をつけたい方、または
 加齢により筋力の低下を抑えたい方は
 これより少し多めにとっても大丈夫です。


■食べ過ぎにも注意

 たんぱく質は
 他の主要栄養素より消化しにくいせいで
 過剰摂取すると炎症を起こす
可能性があります。

 炎症とは打撲したときと同じく腫れ上がった
 状態をいい、
 体内で炎症が起こると、見た目上太って見える
 のです。

 もちろん身体に負荷がかかっているため、
 良い状態ではありません。

 また、たんぱく質の分解には糖質が必要なので、
 過剰にたんぱく質をとるとその分糖質も
 必要になります


 つまり、甘いものがほしくなるのです。

 糖質制限でお腹を満たすために
 たんぱく質を多く食べてしまうと
 このように必要以上に糖質もとってしまい、
 糖質を抑えるつもりが
 結果として過剰にとってしまいやすくなります。


■たんぱく質が老化を防ぐ

 たんぱく質の量をベストに保つことが
 見た目、体内組織両方にとっても
 老化を防ぐ一番の手段
です。

 忙しくなると食事がおろそかになり、
 おにぎりやサンドイッチなどの軽食、
 また、うどんやそばなど手早く食べられるもので
 済ませてしまいがちですよね。

 そうなってくると、たんぱく質が不足し、
 かえって踏ん張りがきかなくなってきます。

 そんなときはゆで卵を加えてみましょう。

 最近はコンビニでも買うことができます。

 たんぱく質量に注意して
 いつまでも若々しく身体とハイパフォーマンスを
 維持していきましょう。