いらっしゃいませ!
学生や20代前半の若い人達で
「食事はうどんだけ」
「豆腐だけ」
「鶏ひき肉だけのカレーを一週間」
という風に、
食費を抑えておられる方が見受けられます。
しかし、それは危険です。
■身体は食べたものはできている
生物の身体は食べたもので出来ています。
牛肉の場合でも、肥料によって肉質が
変わりますよね。
それと同じで私たちも食べるものにより、
体質が変わってきます。
また、牛とは違い、私たちは脳の調子、
つまり集中力や、パフォーマンスにも影響します。
そのため、安いからといって栄養のない
粗悪品ばかり食べていると、
徐々にパフォーマンスが低下し、
いつか身体にガタがきます。
■体内で作れない栄養素がある
人間が活動、成長、傷の治癒をするために
栄養素を体内で生成することができます。
しかし、中には生成できない栄養素が
あります。
それが以下になります。
①必須アミノ酸(たんぱく質)
アミノ酸はたんぱく質が体内で分解された
ものです。
そのアミノ酸の中には体内で生成できないものも
あります。
たんぱく質から作られるのは
筋肉だけではありません。
髪や爪、すべてはたんぱく質で
できています。
つまり、たんぱく質が不足すれば
身体はボロボロになってしまうのです。
②必須脂肪酸(脂肪)
細胞、脳、ホルモンを構成する材料です。
脂肪=体に悪いというイメージが
いまだに強いですが
脂肪が不足すると、腸機能が低下したり
脳の調子が悪くなります。
③ミネラル
必要量はごく少量ですが、不足すると
身体のあちこちの調子が狂います。
鉄分が不足すると骨粗しょう症、貧血に
なります。
④ビタミン
免疫力を高め、身体の調子を整えます。
風邪の予防、肌の調子などに影響します。
■大病を患うリスクが高まる
食費を抑えて節約するのは
短期的にはお金が貯まりますが、
長期的には危険です。
食費を削って粗食になったり、
偏った食事を続けていますと、
若いうちはそれでも大丈夫でしょうが、
年齢を重ねると少しずつガタが出てきます。
粗食や偏った食事で身体の内側からの
老化が促進します。
代表的なのが血管です。
「血管年齢」という指標があるように
血管も老化します。
血管の老化は様々な病気の原因となります。
血管が老化すると血管が硬くなり、
代謝が悪くなり、脂肪が溜まりやすくなります。
それだけでなく、血管が詰まることにより
脳梗塞の原因という重大な病気につながります。
治療費、完治しても病前と同じように働くことは
自分の体調や外部環境から考えて難しいです。
仮に40~50代で発症すると、
定年までの稼ぎは激減してしまいます。
これまで食費を抑えることで貯めていたお金も
吹っ飛んでしまうでしょう。
食費を削ることは脳梗塞のような
大病を患うリスクを自ら高めていることに
なってしまいます。
■身体こそ資本
脳梗塞の大病は患わなくとも
疲労しやすくなったり、
体調が悪くなりやすかったりしやすくなります。
栄養のことを考えると
食費にはやっぱりある程度お金がかかります。
サラダを作るにしても
キャベツやレタスのほかに
ブロッコリーやパプリカ、
アスパラガスを加えていくと
結構なお値段になります。
しかし、身体のもととなる食事には
一定のお金をかけるべきだと思います。
食費にお金をかけて、
パフォーマンスを一定に保ち、
更に向上していきましょう。
すぐ体調を悪くする人や病気になりやすい人に
重要な仕事を頼みますでしょうか?
体調管理ができていることが
収入アップにつながるといっても
過言ではないでしょう。
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