いらっしゃいませ!


先日、吉野家で「ベジ牛」を食べました。

ブロッコリーやインゲン等、
本当に野菜たっぷりでした。
(でもその分牛肉が少ないので牛皿を追加することを
おすすめします、余談ですが)

最近はどこの飲食店でも
野菜をたっぷり使うことを意識した
健康メニューが増えてきました。

しかし、健康を謳っているからといって
過信してはいけません。


■調理の過程で栄養が損なわれる

 でも
 述べましたが、
 ビタミンの一部や酵素は熱に
 非常に弱いです。

 そのため、調理されると損なわれ、
 本来とれたはずの栄養がとれません

 野菜をたっぷり使用しているからといって
 栄養がたっぷりというわけではないのです。


■チェーン店の健康メニューには特に注意

 チェーン展開しているお店の健康メニューは
 以下に料理を素早く、新鮮な状態で提供できるか、
 企業努力を重ねています。

 ブロッコリーやインゲン等の野菜は
 ゆでる必要があるため、
 どうしても提供が遅くなります。

 そのため、工場でゆでたものを冷凍して
 各店舗に配送し、
 それを解凍することで料理の提供を
 鮮度が保たれる上に
 素早くできるようにしているのです。

 しかし、ゆでた上に冷凍、解凍していますので
 残念ながら栄養は損なわれています。


■生野菜サラダにも注意

 コンビニやスーパー、チェーン店の生野菜サラダも
 生だからと言って過信は禁物です。

 コンビニやスーパーの野菜サラダには
 ラベルに製造日が表記されています。

 これで作られた日からどれくらい経過しているかが
 わかります。

 当然長く経過しているものは鮮度が落ちますので
 栄養は損なわれています。

 「20%OFF」など値下がりしているものは
 経過日数が多いものですので、安いからといって
 飛びつくのはあまりよろしくないです。

 また、チェーン店の野菜サラダも同様です。

 チェーン店の野菜サラダは
 あらかじめ作り置きしておいて冷蔵庫に保存しています。

 チェーン店の場合は1日以上放置されたものは
 ないはずですが、
 タイミングによっては鮮度が少し下がったものを
 提供される可能性があります。(あくまで可能性です)


■食べないよりはマシ

 以上のことから本来の栄養をとることはできませんが、
 とはいえ食べないよりかはマシです。

 ビタミンAなど、ビタミンのなかには熱に強いものも
 ありますし、
食物繊維は損なわれずにとることができます。
 
 ベジ牛の野菜に栄養が少ないからといって
 普通の牛丼を注文してしまうと
 野菜はほぼゼロになってしまいます。

 ゼロよりかはベストなものでないにしても
 野菜をとったほうが良いに決まっていますし、
 野菜をとることを意識することが
 健康、ダイエットの第一歩であり、基本です

 過信は禁物ですが、積極的にとっていきましょう。